家族との関係性のズレにお悩みではありませんか?
お子さんやご家族、パートナーの不思議な行動や言動に悩んでいませんか。
最近なんだか、心身ともに調子が悪い
そんな状態ではありませんか
もしかしたらそんなあなたはカサンドラ症候群かもしれません。
カサンドラ症候群とは
「カサンドラ症候群」は、発達障害の相手との情緒面で良好な相互関係が持てなくなることで
精神・身体的に問題が発生する状態のことです。(病名ではありません)
人と人の「関係性」の中で発生し、
夫婦間以外にも、家族・友人・職場内の人間関係などでも起こり得ます。
夫婦関係の関係性のズレの事例
例えば、
夫婦関係でいえば
夫が小さい子供を抱え妻が病気の状態でも、家事や育児や手助けをすることなく毎日のルーティンであるジョギングを欠かさなかったり
子供の進学や転居・転職の決定など、大事な局面において相談をしても、黙り込んでしまい価値観のすり合わせができない
などといったことが起こり得ます。
相手の言動を見た妻が、話し合うことを諦めてしまったり
言わないでも察してほしいという態度をとってしまいがちです。
そのような態度を取っても発達特性のある夫の場合は「否定された」と感じることはできても
妻の気持ちやどうしてほしいのかにまでは気がつくことができないのです。
してほしいことを冷静に「具体的」に(いつまでに誰がどのように)伝えなくてはいけない理由はここにあるのです。
また、どうしてそのように黙ってしまったり、ルーティンを辞めることができないのか、
どうして私の気持ちをわかってくれないのと感情的になって妻が投げかけても
なぜそんなことを聞いてくるのか、
夫はわからないためただ「否定された」という気持ちだけが残り、
逃げ出す(家を飛び出る、フリーズして固まる)か戦うか(怒り出したり物に当たる暴力など)
の行動を取る方もいます
これでは、本来求めていた価値観や感情のすり合わせをすることができないということがわかるかと思います。
親子間で起こる関係性のズレの事例
お子さんとの関係性の中では
お子さんが好きなことに集中しだすと
親御さんの声掛けに応じないお子さんのケースを見ていきましょう。
親御さんの指示が伝わらず、また親御さんが適切な対応を知らないばかりに
一方的に怒鳴ったり、叱ってばかりになってしまうということが起こり得ます。
「何度言ったらわかるの!」と言いたい親の気持ちも大変わかります。
実際に何度も同じことを言っているのだから疲れてしまって当然です。
しかし、子供からすると本当に目の前に好きなことに集中していると聞こえていないのだから
言われていないのと同じなのです。
子供としては、「なぜだか自分は親をいつも怒らせる悪い子」という気持ちしか残りません。
話すときのルールを決めて、声かけをする際は肩をそっと叩いてこちらに注意が向いているか確認するといい、ということを知っているだけでも関係性は改善されます。「いつも本を読んでいる最中は、周りのお音がきこえなくなっているよ」と
客観的に見たお子さんの姿を教えておくことも、子供が社会性を身につける上で日頃から伝えていくことも重要です。
親がお子さんの味方である、理解者であると伝えていくことが大切です。
怒って感情にまかせ怒鳴って言っても伝わらないのに
その方法を続けることは
関係性を悪化させ
親御さんが頑張るほどカサンドラ状態になり
お子さんは自己肯定感が下がり、心身の不調二次障害を招いてしまう可能性が高くなります
まずは、相手が「発達障害」特有の脳の特性から
そのような言動が起こることを知ること
そしてどのように対応したらいいのかを学び
自分自身の行動や声変えを変えていくことで
関係性がぐっと良くなります。
学び実践していくことで、少しつづ少しづつ関係が良くなって行く
そのような事例がいくつもあります
大丈夫、きっと良くなる
すでにご自身がカサンドラ症候群になっていると感じている方には
まず安心安全な、場所や仲間を見つけていただき
適切な知識と対応策を知ることで
このような不幸の連鎖が起こることを防ぎ、
家族全員が幸せになるための方法を学んでいただきたいです。
知らず知らず心身の不調をきたしており
関係を修復することが難しい
一度離れて距離を置かないといけない状態になることも多い
ことが特徴です。
相手の不思議な行動や言動が、発達の特性(脳の特性)由来のもので
あることを学ぶこと
が相手との良好な関係を築き、相手を知り、良き理解者となるためには不可欠ですが
、ここで一番大事なポイントがあります。
この時に注意していただきたいポイントが
相手を大事にすること以上に
「自分自身を大事にする」
ということです。
カサンドラ症候群に陥っている多くの女性が
「相手のことを推し量るばかりで報われない」と感じています。
相手を大事にするためには
まず自分の心のコップをご自身で満たしていく作業が不可欠です。
自分自身をまず
癒し、認め、優先していく
ことで、
不幸な思考のループや
考え方の癖
思い込んでしまっている価値観
に気がついて「私らしく幸せに生きる」
ためのヒントを
相手との関係性の中で学んでいってほしいです。
それが最終的にはあなたを幸せにする鍵となること間違いなしです。
「私はもっと幸せになっていい」
と、ご自身でご自身に許可してください
幸せの決定権を誰かに依存せず
どこで誰といても
満たされた自分になることができますよ。
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